こんにちは、たかざとです。
2020年、仕事も保育園も始まり わが家はすっかり通常モードですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
わが家、通常モードと言うのは "対外的には”というだけで、実際はお正月に親子3人揃って風邪を引き、体調不良からの余裕のなさで家庭内もピリピリムード。
新年早々、不穏!
そんな中、先日立ち寄った新橋でバスクチーズケーキの催事販売を見かけまして。
普段ケーキを食べることは少ないのですが、「こういう時は目先を変えて気分転換するっきゃなーい!」ということで、買っちゃいました。
◼️目次◼️
購入したのは…笄軒(こうがいけん)のバスクチーズケーキ
今回購入したのは、東京・西麻布にある洋食レストラン「笄軒」のバスクチーズケーキ。お店は「こうがいけん」と読むそうです。
お店のリンク
高級レストラン、というよりは街の洋食屋さんのようなお店を目指しているそうで、メニューにはエビフライやお子様ライスが並ぶカジュアルなごはん屋さんのようです。(リーフレット読んだ)
レストランの紹介としてはこちらが詳しかったです!
西麻布の洋食屋さん 笄軒(こうがいけん) | 歩いて知った麻布ガイド
笄 = こうがい って読むんですね。知らなかった。
笄の意味を知らなかった‥
この文字、ちょっと調べてみると、「笄」は日本髪を結い上げるときに使う道具のひとつのことらしく。一本の棒状のもので、のちに簪(かんざし)と同じく髪飾りとしても使うようになったそうです。
黒柳徹子さんのあの玉ねぎヘアを飾るのはこの笄と簪だそうで。和装される方にとってはおなじみなのかしら。
ちなみにレストランの「笄軒」さんの名前の由来は、髪結いの笄とは直接関係はなく、お店のある麻布に昔存在した地名、「笄町」からとっているみたい?です。
スイーツカレンダー@新橋で購入
笄町…いや、西麻布のレストラン「笄軒」、そこのケーキがなぜ新橋で買えたかというと、冒頭に書いたように催事販売をしていたからです。
正確には、"スイーツカレンダー" という店舗で、そこに期間限定で全国のスイーツ店が代わる代わる出店する、というもの。
横浜市民としてはおなじみ、京急ストアが経営している駅ナカのスポットです。
公式サイト:
笄軒さんは新橋にある「スイーツカレンダーもとまちユニオン新橋店」に1/12(日)まで出店されていたのです。
※スイーツカレンダーは5店舗ほどあるようですが、それぞれのお店が別のスケジュール(まさにカレンダー)で期間限定販売をしているので注意が必要です。いつどのお店に出店しているかは、↑の公式サイトから。
お店はこんな感じ。新橋駅の、JRと都営浅草線を結ぶ構内(wing新橋内)にあります。

写真だと見づらいですが、ホールサイズのバスクチーズケーキがポスターが貼られています。
「究極のバスクチーズケーキ」とも書かれていますね。
自信作の様子。たしかに美味しそうだ。
販売はバスクチーズケーキのみ。ホールとピース
近づいてみると、販売していたのはバスクチーズケーキ…のみ!!
潔い並び方です。

お店の看板と同じ赤のボックス、季節柄、新年の縁起物のような印象も受けます。
バスクチーズケーキはホール販売とピース 販売で2パターンで売っていました。
ピースは¥650
ホールは¥2,700
私はピースで2つ購入。
さらっと見ただけですが、ホールは冷凍保存・冷凍販売で、ピースはそれをカットして半解凍の状態で販売しているようです。
ピースを購入したところ「3~4時間置いてからお召し上がりください」とのことでした。
3,4時間かぁ…
場合によっては私は待ちきれない時間だ‥笑
ピース購入の場合、日持ちは購入日含め?3日のようなので、ゆっくり楽しめそうです。
「究極のバスクチーズケーキ」のお味は?
さて持ち帰りました。
待ちきれないと言っていましたが、その日は結局寝てしまい、翌日にいただくことに。
「日持ち:3日間 」にさっそく助けられるw
翌朝開けたのがこちら。
おー、バスクチーズケーキと言われる所以といえばこの焦がした表面ですね。
しっかり焼いてあり、本当に真っ黒です。
ところで、
日本に正統なバスクチーズケーキのレシピを持ち込んだのは、白金台のGAZTA(ガスタ)というのはちょっとバスクチーズケーキを調べた方には知るところかと思うのですが、
わたし、GAZTAのバスクチーズケーキは食べたことないんですよね。。
それもニアミスで!
少し流行りはじめた頃、白金台のお店に行ったんですが、すんでのところで売り切れで。
白金台は普段まったく縁がなくて、そのために妊婦が遠征したんですがね…(その頃妊娠中期たった)。。
マタニティ ラックはありませんでした笑
あの後、いろいろなお店が自分たちのバスクチーズケーキを出していきましたね。
ローソンの「バスチー」、美味しかったなぁ。あれも大ヒットでしたね。
さて脱線しました。
今日は笄軒さんのバスクチーズケーキ。
いただきました。
朝に。
朝食に。
ずっしり、濃厚、甘さ控えめ。
チーズケーキって、もともと甘さ控えめなものが多いですが、こちらも同じく甘味は抑えていて、チーズの味の重さとうまくバランス調整されている感じがしました。
ベイクドタイプのチーズケーキって、どっしりした生地のテクスチャーにその魅力があると思うのですが、まさに。
表面の真っ黒こげは、もっと苦味を感じるかと思いきや、ほとんど気になりません。
個人的にはもう少し苦くていいよ!と思うくらい。
本場・スペインバスク地方では、お酒の後に立ち寄って食べるようですが(スペインで「お酒の後に甘いもの」というのはごくフツーのことなのです)、たしかにそういった夜のシーンにピッタリという感じがします。
朝食べておいて言うのもなんですが。
コーヒーにも合うけど、たぶん赤ワインにも合うだろうな!(下戸なので想像ですが…)
これは繊細なキラキラ系のケーキ屋さんで売るのとはちょっと違うね。
味もそうだし、見た目の素朴…と言うより武骨な感じも立ち位置がちょっと違う。
あーこれは確かにレストランの食後に出てきたら嬉しい気がする。気取らないお店で楽しく食事した後にコレ。素敵だわ…。
おわりに
街の洋食屋さんの笄軒さんがこのバスクチーズケーキを作ろうとしたの、なんだかちょっと分かる気がしました。
きっと楽しい食事の後にもう少し…という時のデザートにピッタリなんですね。
そして、乳児の子育て中でそういう機会を作るのに中々エネルギーがいる身としては、こうしてテイクアウトで買って、家でゆっくり食べられるのが嬉しい。
専門店の味は知らないけれど、笄軒さんのこのバスクチーズケーキ、すごくいい。おすすめです。
お店に行けることがあったら、おすすめの洋食とともにこのケーキ、またいただけたらいいなぁ。
あと期間限定出店だった今回…また出店してくれたらいいな!
ではでは。